ESPRIMO WH53/W HDD換装(SSD換装)
ESPRIMOの2015年モデルが言う事を聞かなくなってきたので、あれこれ手を入れました。
立ち上がらない、立ち上がっても凄まじい時間を要し(起動画面が出るとかPINコードをいれて立ち上がるまで、いちいち数十分かかるレベル)、動きが重いとかそんな状態ではなく、設定画面ひとつも開けない状態。
なんとかハードウエアチェックなどを行うも、「異常なし」。そんなわきゃないだろうということで、HDDを初期状態に使用としましたが、リカバリディスクがどこにあるか分からず。
「えーい開けちまえ」
ということで、SSDに換装するつもりで開封。底部に本体があるので、養生をして机の上にディスプレイを突っ伏し、底をあけてゆきます。素直に見えるネジを全て外せば取れる構造。ツメで止められているので外しにくいですが、特にトリッキーな構造はないです。
ひとつだけ注意したいのが、スピーカー(サウンド?)ケーブル。これだけ、底面と本体とが繋がっています。
左上にスピーカーケーブル。中央右よりにHDDが。
SSD換装後はこんな感じ。変換ブラケットを少しずらして使ってます。この写真だとナナメになっているので底がしまりません。SSDに繋がってる平たいケーブルを下にくぐらせたり、いろいろ試行錯誤をしてなんとか巧い具合におさまりました。
これを丁寧にはずすと、底面がはずれます。中央左よりにHDDがあるので、これをはずします。黒いコの字型のカバーがネジ止めされていますのでこれをはずし、HDDからケーブルを抜いてはずします。HDDには四カ所ゴムの足がネジ止めされていて、これでコの字型のカバーにはめられています。コの字型カバーはやわらかいので、すこしたわませるとHDDをはずせます。
このあと、HDDからゴム足をはずします。これを新しいHDDなりSSDに付けるわけです。
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今回はSSDを付けるので、変換ブラケットを用意します。実はブラケットの位置の問題で少し工夫をして固定位置を変えたり、ケーブルの取り回しを変えないとうまく付かなかったのですが、若干力技でなんとかなります(笑)。
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そして玄人志向のスタンドでまるっとコピーしようとしたのですが、エラーが出てコピーできず。ただ、MacにUSB接続したらHDDの中身は見られたので、まったく原因不明。中身を見られるからいいや、ということで、結局、SSDを入れた状態でリカバリを施行。
実はここが一番大変で、リカバリメディアは有償で富士通から購入するわけですが、ユーザー登録が必要なわけで。もともとAzby Clubという富士通のユーザークラブにかつて入っていたわけですが、それからノータッチ。あとで分かったのですが、これが15年くらい前のこと。
メルマガは来てたけどパスワードわからん、と再設定しようとしたら、「電話番号は」と。15年前の電話番号なんて忘れたわ。しかもそこから進めない。あれこれ手を尽くし、他のところから再設定。「郵便番号は」…。だから15年前の…。
こうなったら意地で、昔住んでいたところの郵便番号を順に入力。二個目でビンゴ。これで、「15年前にBIBLOを買ったのが最後」ということが発覚。ようやくユーザー情報を全て改訂し、リカバリUSBメモリを購入。SSDにリカバリからインストールを行い、無事復帰となったのでした。
もともとのHDDが残っているのでデータはあとで吸い出すとして、色々リカバリ。でも最近はみんなクラウドでダウンロード販売だから、あまり気にせずにあっという間にリカバリーできます。便利な時代。
結果、SSDを入れたESPRIMOはチョッ早で、息子が「神!」と喜んでおりました。しばらくしたら、「なんだHDDがクソなのか」と言ってましたが(笑)。
まあでも復活できて良かったです。とりあえず、WH53/Wやそれに類するESPRIMOユーザーが、ガワを開ける時の参考になれば。これまで開けたことがある人なら特に難しくない、素直な編成でしたよー。