医療関係者のためのファイルメーカーPro活用マニュアル2

FileMaker Pro 10

FileMaker Pro 10

 なかなか楽しいです。

 いま、リレーションシップを使って、ひとつのファイルの中に複数のデータベース(テーブル)を作って、いじくり回しています。

 やりたいことは、

 「患者一覧を閲覧しつつ、個々の患者さんのここ2〜3回の回診で決まった方針を一目で見られるようにしたい」

 ということ。親ファイルを入院患者さん一覧にして、ポータルで治療方針のテーブルを別に参照します。ポータルで見るテーブルは、毎回の回診内容が患者さんごとにあって、リスト表示すると同じ患者さんの名前が回診の回数だけ繰り返され、かなり見苦しいものになりますが、ポータルで回診内容(+日付)だけ抜き出しているので、親ファイルはかなりすっきり。面白いなあ、ファイルメーカー

 あとは、ボタンを有効利用して、ペンコンピューティングである程度取り回せるようにしたいですね。ラウンド中はタブレット形式にして閲覧&ちょこっと編集、カンファレンス中はキーボードで打ち込んで編集、が理想。かなり便利そうだ。

 そして、この本。いま読み直すと、なかなか良いこと書いてあります。典型的な医療用データベースに使うノウハウをピックアップしてくれているので、他のハウツー本のように「深いけど分厚い」とか「薄いけど内容も薄い」とか「分厚い上に内容が薄い(笑)」ということもありません。

 これで基礎を作って、

医療関係者のためのファイルメーカーPro活用マニュアル (2)

医療関係者のためのファイルメーカーPro活用マニュアル (2)

 これをリファレンスにして、 あとはネットで検索して補ってます。うーん、便利な世の中だ。