MXS1改造

 自分がHDDと光学ドライブを何にするかかなり迷い、ネットで漁りまくったので、同じような方のためにメモ。

 今回は1)HDDの換装、2)DVDドライブの換装 の2点。BIOSアップデートももうやるだけの状態にはしてあるのですが、通常操作でも失敗する可能性があるというリスクの高さにビビッて決断できていません。

 まず、HDD。

 BIOSのUpdateはしていないので、BigDriveには対応してません。ので、元々のマスターHDD80GBを、BUFFALO HD-H120FB/M 3.5インチUltraATA内蔵HDD7200rpmに換装。以前増設し、スレーブにしてあったMaxtorの100GBは残留。上記に付いてきたAcronis Migrate Easyでデータの移行もすんなり終了。最近はこの手のツールが充実していて有り難いですね。パーティションも切り直して、Cドライブに余裕が出来ました。

#ちなみに、Maxtorを外し→バッファロー取り付け→Migrateでコピー→元々のHDD取り外し、バッファローをマスターにジャンパピンで切り替え、Matroxを戻す、というややこしい順序になってしまいました。全部PC内部で完結させようとするとそうならざるを得ないので。次回増設の際はさすがにBIOSをアップデートさせて500GBくらい積まないとやってらんないでしょうな。

 で、光学ドライブ

 これは随分悩みました。結構Web見ても「換えた」という簡素な報告ばかりで、どこの何ドライブがいいのかとか、あまり情報が無かったので。とかく、頼りになるYANさんのサイト(http://www.vaiosite.com/review/vaio/desk/mxs1/mxs1-3.htm)とか、VAIO sideのサイト(http://homepage2.nifty.com/mx/)を参考にし、元々入っているMATSUSHITA製のCD-R/RW+DVD-ROM(CW-8571-C? 検索ではCW-8571-Bしかかからなかった。http://panasonic.co.jp/pcc/products/drive/internal/comb/cw8571.html)を調べ、同じMATSUSHITAのSuper MULTI ドライブ SW-9576-Cがサイズ、接続方法、Ejectスイッチの位置もほぼ一緒であるようなので、これをOEMとして使っているドライブを検索。それで見つかったのがアイ・オーデータの
ATAPI内蔵型 DVD-RAMカートリッジ対応 DVDスーパーマルチドライブ (ホワイト) DVR-AM16CVを探し当て、購入。カートリッジ式のDVD-RAMが手元にあったので、いっそこれも使えるようにしようと(ただ、これがあとでひっかかるのですが)。

 MXS1の光学ドライブは、レバーを手前に引いて、ドライブをベゼル側から押し込めば外れるという簡単な構造になっています。みんな口を揃えて簡単だという・・・が、なかなか外れませんでした。結局一度はずれたら後は出し入れも容易だったので、ただ古くなって固くなっていただけというのが実情のようです。実際、構造は至極単純でした。ドライブに付いていたネジを4本、マルチドライブの同じ位置に付け直して、元通りに設置。サイズも申し分なし!

 が、ここで、欲張りが思わぬ結果を。カートリッジ式のトレイの天地が大きすぎて、フタがMXS1の筐体と干渉してしまい、開かない!! かなりショックでした。
 ですが、合わないドライブを削って入れたとか、そういう猛者の話も聞くので、慌てず騒がす一度ドライブを外して、しげしげと観察。干渉しているフタそのもの(DVDのロゴとか印刷されてるやつ)は、機構的にはあまり重要でない様子。ベゼルを一度外し、フタだけを外して、ベゼルを元に戻す。うん、完璧。ドライブもしっかり開くし、トレイも出ます。カートリッジ式のDVD-RAMも普通に使える。感動ですなあ。

#ちなみに、ATAPI/IDE接続のBlu-ray Discドライブ SW-5582-Cも一瞬考えましたが、あまりに高額になるのでやめました。Pen4の1.5GHzに、Blu-rayを処理できる能力があるとも思えないし。

 というわけで、メモリは768MBにしてあるわ、グラボはエルザのグラディアック5600(731)の256MBにしてあるわ、HDDは全部入れ替えてあるわ、光学ドライブも違うわで、CPUだけかろうじて元のママのMXS1ですが、モーター系をごっそり換えたので、あと5年は使えそうです。