長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))

 読了しました。

 正直言って長編は苦手なのですが、これは一気に読み通してしまいました。最後まできっちり話が作り込まれていて、面白かったです。

 思いの外フィリップ・マーロウが衝動的な行動に出やすいのはびっくりしましたが、それもまた魅力でしょうかねえ。一度映像作品を見てみたいものです。ハードボイルドの原典ともいえる作品ですが、まだちょっとハードボイルドを理解しえていないかも。