世間はアップルウォッチ狂想曲真っ直中。

 まあ買うんですけどね(笑)。

 色々情報を見てて気になるのは、買わない人たちの食わず嫌いと、iPadiPhoneが出てきた時と同じ拒絶反応。iPhoneユーザー限定なので同じ土俵では論じられないけど、否定する人たちは全く同じで面白い。

「いらんわ」
「必要性が感じられない」
「売れないと思う」

 いま、iPadは完全に業界のスタンダードになっていますからね。アップルウォッチが売れるかどうかは別にして、新しいものが出てきた時の拒絶反応は同じなのが興味深い。

 あとは、情報不足で判断する手合い。

「電池が保たない時計なんていらない」
iPhoneの全機能が使えるならいいけど、中途半端」
「あんな小さい画面でiPhoneの情報を見るなんて無理」
「試着に行ったら電池が切れていたらしく、画面が真っ暗だった。やはり電池のもちが悪いのだろう」

 最後のが一番失笑もので、試着では全機電源オフ、フィッティングのみという状態らしいので、画面が暗いのはあたりまえ。スタッフに聞けば答えてくれたろうに、たぶん勝手に判断して無言で説明を聞いていたのだろう。

 あとは、「時計」ということでしか論じない面々。電池が保たないことを延々批判するんだけど、そもそも普通の時計を作ったわけではなく、新しいものを作ろうとしているのだから、そこで論じてもあまり意味が無いのでは?と思う。むしろ、「これでどんな新しいことが出来るか」をわくわくしながら考えて欲しいのだけれど、どうもそういう発想には至らないようで、みんな「いらない理由」を書き連ねるのみ…。

 あ、そうか。買う人は別にヤフコメとかで延々意見を書いたりせず、ただ買うだけなのか。

 個人的には、1)通知ごとにiPhoneを出さなくていいだけでも、かなり助かるというのと、2)時計屋で電池交換をするのが面倒で使わなくなった時計が山ほどあるので、自分で充電できるほうが有難い、3)神経質で良く時間が気になる方なので、iPhoneを取り出すよりも手首で時間やスケジュールを確認したい、
 とまあ、アップルウォッチを否定する要素なし。高いけど、道具以上の意味があると思うので、買わない理由までいかない。実は他のスマートウォッチも過去何回か検討したんだけど、機能がショボくて買っていなかったというのもあって、やっぱりこれが真打ちだなあ、と。

 まあ、なんとゆーか。個人的には、実物を見ないで評価を下すのは趣味じゃないので、実物が届いてから色々評価してみようと思います。